ゴールデンミラー(Golden Miller、1927年 - 1957年)は、アイルランドで生まれイギリスで調教を受けた競走馬である。1930年代イギリスの障害競走で活躍した。
1932年から1936年にかけてチェルトナムゴールドカップを5連覇し、1934年には12ストーン2ポンド(約77.1キログラム)という重いハンデを背負いながらグランドナショナルまでもレコードで制した。当時はゴールドカップはグランドナショナルの前哨戦と見られていたが、同一年度にこの2つの競走に優勝したのは2018年現在ゴールデンミラーのみであり、両方に優勝したのもレスカルゴとゴールデンミラーだけである。またチェルトナムゴールドカップ5連覇も同レース史上最多記録である。グランドナショナルには1933年、そして1935年、1937年にも挑戦しているが、すべて完走できずに終わった。
6連覇を賭けた1937年のチェルトナムゴールドカップは悪天候のため施行中止、1938年の同レースはモールスコードの2着に敗れている。1939年に引退。その後も大事にされ、30歳まで生きた。
脚注
血統表
外部リンク
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