日本国とインドとの間の安全保障協力に関する共同宣言(にほんこくとインドとのあいだのあんぜんほしょうきょうりょくにかんするきょうどうせんげん、英:Joint Declaration on Security Cooperation between Japan and India)は、安全保障協力を促進するための軍事同盟。2008年10月22日に総理大臣官邸で麻生太郎首相とインドのマンモハン・シン首相により署名された。略称は日印安保宣言など。

内容

協力の分野は、以下の9項目である。

  1. アジア太平洋地域情勢、長期的戦略及び国際的課題に関する情報交換及び政策調整
  2. アジアにおける多国間枠組、特に東アジア首脳会議、ASEAN地域フォーラム及びアジア海賊対策地域協力協定における二国間協力
  3. 2006年5月に防衛首脳間で署名された共同発表の枠組みにおける防衛対話・協力
  4. 海上保安当局間の協力
  5. 輸送の安全
  6. テロ及び国境を越える犯罪との闘い
  7. 平和維持及び平和構築に関する経験の共有
  8. 災害対策
  9. 軍縮・不拡散

関連項目

  • 自衛隊
  • インド軍
  • 自由と繁栄の弧
  • 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
  • 安全保障協力に関する日豪共同宣言

外部リンク

  • 外務省: 日本国とインドとの間の安全保障協力に関する共同宣言(仮訳) 外務省

インド共和国通信省との間で、初の包括的な情報通信技術分野における協力覚書の署名 在インド日本国大使館

インドとの間で社会保障協定が発効(今年10月~) 労務ドットコム

日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約の締結について承認を求めるの件

日米安全保障条約を簡単に解説 スマート選挙ブログ

高度成長の時代へ「独立」以後の日本-国際社会への復帰-日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約及び関係文書(写真1):国立公文書館