ベルギー・フランス語(ベルギー・フランスご)は、主にベルギーのフランス語共同体で話されているフランス語である。ベルギーのほか、コンゴ民主共和国やルワンダ、ブルンジなどの旧ベルギー領でも使われている。
ベルギーがフランス本土と地理的に近いこともあり、フランスで話されているフランス語(以下、標準フランス語)との違いは若干のイントネーションや語彙の違い程度のものが殆どである。
単語の違いの例
- 標準フランス語では70以降の数字を60 10と表すが、ベルギー・フランス語では「70」という単語で表す。
- ケベック・フランス語やスイス・フランス語と同様に、ベルギー・フランス語も標準フランス語における petit-déjeuner, déjeuner, dîner をそれぞれ déjeuner, dîner, souper と言い表す。



