達城夏氏(タルソンハし、たつじょうかし、朝鮮語: 달성하씨)は、朝鮮の氏族の一つ。本貫は達城郡(大邱)である。2015年の統計によると、人口は2,194人である。
「夏」という姓氏は、朝鮮では一般的な氏族ではなく中国に起源がある。達城夏氏は中国宋から高麗に帰化したが、近現代に帰化した夏姓の一族もいる。
始祖
始祖は、宋の大都督であった夏欽である。夏欽は高麗の仁宗(1122年 - 1146年)の時に高麗に帰化し、達城に定住した。その子の夏溶が達城の貴族に封ぜられたことから、その子孫が達城を本貫にした。
人物
- 夏光臣 - 夏欽の玄孫、高麗の吏部侍郎
- 夏赫河 - 高麗の大将軍
- 夏仁敬 - 高麗の僉知中枢府事
- 夏時雨 - 副護軍
- 夏試鑽 - 李氏朝鮮正祖時代の学者、著書に『悦庵集』
脚注
参考文献
- “하 夏”. 斗山世界大百科事典. オリジナルの2022年9月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220923051417/https://www.doopedia.co.kr/doopedia/master/master.do?_method=view&MAS_IDX=101013000706545
関連項目
- 朝鮮の外来帰化氏族

![[韓国(大邱)トラベル情報] 達城公園](https://jpn-world.com/info/korea/daegu/sozai/1510221613.jpg)


