御厨駅(みくりやえき)は、静岡県磐田市鎌田にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA30。
住民の働き掛けで新設が決まった請願駅で、駅名は旧御厨村に由来する。東海道本線の静岡県内区間での駅新設は、愛野駅以来19年ぶりである。
歴史
- 1987年(昭和62年):住民による請願が磐田市に提出される。
- 1990年(平成2年):磐田市がJR東海に新駅設置要望書を提出する。
- 2016年(平成28年)6月11日:着工。
- 2019年(平成31年)2月6日:駅名が「御厨駅」に決定したことが発表される。
- 2020年(令和2年)
- 3月7日:完成記念式典を開催。南北自由通路の供用を開始。
- 3月14日:開業。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ヤマハスタジアムで開催されるジュビロ磐田主催試合での混雑を想定して、ホーム幅は5メートルと広めに造られている。ホーム下を暗渠化した倉西川が横断している。
磐田駅管理の業務委託駅である。
駅舎はホームの上空に設けられた橋上駅舎。東海道本線とこの付近では並走する東海道新幹線をまたぐ自由通路を経て北口と南口、西口が設けられている。西口は将来的にパークアンドライドの利用も想定している。
北口広場は、ヤマハ発動機が施設命名権を取得し、「ヤマハ発動機Revsサークル(レヴズ サークル)」と名付けられ、愛称名板モニュメントが設置された。
のりば
(出典:JR東海:駅構内図)
利用状況
「磐田市統計書」「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は1,422人である。開業前の需要は、乗降客数1日2,000 - 3,000人と予測されていた。
開業後の推移は以下のとおりである。
駅周辺
ヤマハ関連の施設や古墳が点在している。
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CA 東海道本線
- 袋井駅 (CA29) - 御厨駅 (CA30) - 磐田駅 (CA31)
脚注
出典
報道発表資料
新聞記事
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
「みくりや」と読む他の駅
- 御来屋駅 - JR西日本山陰本線の駅
- 御厨駅 (長崎県) - 松浦鉄道西九州線の駅
外部リンク
- 御厨駅 - 東海旅客鉄道




